Buellとわ? ←つーかナンて読むんだ? | Barたまブログ   ФAlfaromeo+Volvo+BuellФ

Buellとわ? ←つーかナンて読むんだ?

2ちゃんなどでは「ブエル」の愛称(?)で呼ばれるBuell。(ビューエル、と読みます)これも仕事絡みで知ったブランドの2輪メーカーです。

創始者はエリック・ビューエル。AMAなどのダート畑出のサンデー・レーサーだったよーです。ヤマハのTZでデイトナなぞにも出場するくらいマジにやっていたそーですが、K・ロバーツやR・マモラ、M・ボールドウィン(懐っ!)なんかが出場していたレースで実力差を痛感(つってもEgやフレームは自分で制作していたらしい)し、リーマン生活へ。その後、ハーレーダビッドソン社にエンジニアとして入社するも、好きなレースは続けていたよーです。その後いろいろあってレースを本格的にやりたくなったんでしょうなぁ。AMAのF750クラス向けに、イギリスはバートンモータース製2サイクルEgをベースにレーサーを制作します。これが「Buell」ブランドの第一号車RW750です。数台を量産するも、AMAがF750クラスをノーマル・ベースのレギュレーションに変更したため、1台しか売れませんでした。相当借金したでしょうに、エリックはその翌年にハーレーダビッドソンを退社。ビューエル・モーター社を設立します。その後、小さなファクトリーでHD製Vツインをベースに、運動性確保のため重量物を中心により低く配置するコンセプトでマシンを制作します。これがRR1000。ホンダCBR400であったよーなフレームも隠すフルカウル形状のこいつは、海外にも輸出され一応の成功を収めました。その後、HDのレーサーを手掛けつつ、エリック自身のコンセプトを生かした量産モデルを発表していきます。途中で経営が傾き、HD社の資本投入を受け、現在ではHD社傘下の企業となっています。まーもともとエンジニアですから経営のセンスは無かったんでしょう。ただ、現在の最新モデルに乗っても、変わらないのはこのエリックが持ち続けるコンセプト。「如何に乗って楽しいモデルを作るか」そういう人が代表やってるブランドです。(マイナーですけどね)

このテーマでは、Buellちゅうブランドを話題にしたことをUPしていこーと思います。因みに著者はX1が大好き。