シューミーの最後っ屁?と最後の鈴鹿日本GP | Barたまブログ   ФAlfaromeo+Volvo+BuellФ

シューミーの最後っ屁?と最後の鈴鹿日本GP

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最後の鈴鹿開催日本GP、堪能しました?3連休は秋晴れの鈴鹿サーキット。まさに快晴と言って良い天候でした。

結果はご存知の通りですがおさらい。
2戦残してポイントランキング同点のシューミーとアゴンソ。ポール・スタートのシューミーが逃げ、アゴンソが追う展開なれど、2回目のタイヤ&給油ストップ終了時点でその差は約5秒。シューミーにとっちゃ、セーフティ・マージンだったでしょうなぁ。248F1もブリヂストンも問題なし。ラップはアゴンソが少しだけ速い程度でしたから、周回遅れなど絡まない限りは、70%勝ちだったでしょう。しかし残り17周目のデグナー侵入、5速全開からブレーキングして4速にシフトダウンした瞬間に左バンクから白煙。あえなくエンジン・ブローでリタイアとなりました。
して、序盤の優勢からの予想通り、アゴンソがシューミーに10ポイント差で最終戦を迎えることとなりました。最終戦でシューミーは優勝以外なく、アゴンソは1ポイントでチャンプ決定です。ま、90%アゴンソで決まりでしょう。ま、前半であれだけボロクソにヤラれてたシューミー&フェラーリですから、良くぞここまで盛り返したと言って良いでしょうね。ある意味、思惑通りになりそうで嬉しいやら悲しいやら、複雑な心境です。ま、非常に面白いシーズンでした。  ←既に過去形

さて、来年から富士開催をFIAが発表して、まさに青天の霹靂だったであろう聖地、鈴鹿サーキット。ドライバーからも好評なテクニカル・カースは、国内でも屈指の高速サーキットへと舞台が移ります。どっちも走った経験があるドライバーに聞けば、面白いのはどっち?と聞かれれば、ワイも含め9割方「鈴鹿!」と答えるのではナイでしょうか。
鈴鹿のイイところは走るリズムが非常に良いこと。「タン~タン~タタン~」とか「タン~タン~グワァァ~」とか、コンビネーションがリズミカルなんですねぇ。決まった時は非常に楽しい。特に勝負どこの1・2コーナーからリズミカルなS字、逆バンクで我慢してタンゴなデグナー、ヘアピンに到るまでは大好きですね。それだけに、乗れてない時(リズムの悪いとき)はタイムが出ません。
対して富士ですが、新コースを走ってると、旧コースが残る前半は良いんですね。100Rからヘアピンなどはダイナミックです。ところが新設された後半セクションは退屈です。全体的に単調と言うか、機械的と言うか。何周もしてると操作が機械的になってきて詰まらなくなってくるんですなぁ。あれが300ps以上あるハイパワー車であれば様子は違って来るでしょうけど、150ps位までのNAであれば、何の問題もなくクルマなりに走ってしまいます。

今回の日本GP見てまして驚いたのは、裏直後の130R。6速全開なんですね。90年代のターボ時代は1速落とすか、ちょいブレーキで抜けてましたから、タイヤとシャシーの進化は相当なモノです。富士は最終手前などのパナソコーナーやネッツコーナーは路面のカントが微妙に変わり難しいところはあるにせよ、大変なのはドライバーの方で、観てる方はソレが伝わらない気がします。しかもロングストレートの後、1コーナーは相変わらず狭いし。なのでF1マシンと言えど、TV画面含めて単調になりそーです。