Tipo33.2 Stradale制作日記6 ~ふ、フルスクラッチって?~
さて、全く使えなかったオータキを諦めて、フルスクラッチでベース造るコトになったプロジェクト。仲間の技術者から支給されたのは、200*200*300程度の発泡スチロールのカタマリとナイフ。つまり
「フルスクラッチで削り出せ」
ってコトです・・・・。マジですか。
まぁ、プラモ世代な管理人が独りでやってたら
「オータキにパテ盛り」
とか考えたでしょうが、テーパーも滅多に消しませんでしたからねぇ。ま、ウチのチームはクリエイティブな仲間が多いモノでイチから作り出せ!な風潮。シコシコ作業に取り掛かりました。ま、ね、アレって造形のセンスがモロ出ますが、やってみると意外にカタチになってくんですねぇ。で、3時間くらい経ってイイ感じになってきたのがコレ↓
ねね、オータキより全然雰囲気あるデショ?(途中、相当悩みましたけど)
んで、幾つか造ったやつからイイ造形んトコ真似しながら、1コのベースモデルを造りました。都合、半日を投入しましたが、出来上がってみると・・・
結構イケてね?!
と自画自賛。
勢いこっからは測定に入りました。外形に沿って等間隔にポイントを打ち込み、CADにインプットして断面図をプロッタ出力するんですねぇ。で、ソレ型紙にして段プラを切り、実車に載せていくワケです。
で、全体を作るには材料費も掛かるし、だいたいにしてハンドメイドがベースなだけにプロポーションに自信ナイですから、
「とりあえず半分だけやっか?」
みたいな話になりました。気ぃ弱いんだオレら。
とりあえず造ったベースの発泡スチロール塊を半分に切断。ポイント打ち込み、CADに入力してゆきます。この時、ビートの寸法も計算に入れつつ考えます。例えば、シートより屋根低く出来ませんし、トレッドもどの程度オフセットする(出来るか)でプロポーション変わって来ますからね。
んで、段プラ切ったあとに計算した間隔でとりあえず段プラ並べて行くと、なんとなく原寸大ベースモデルが姿を現してきました・・・・。
続きます・・・