F1開幕!豪州GPの予想!! | Barたまブログ   ФAlfaromeo+Volvo+BuellФ

F1開幕!豪州GPの予想!!

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今週末にいよいよ開幕するF1GP。長いシーズンの始まりです。初戦は慣れ親しんだオーストラリアのアルバートパーク。メルボルンの市街地サーキットで毎年サバイバル・レースとなるのが特徴です。カナダのモントリオールより狭く高速コーナーも少ない退屈なレイアウト。いきなり開幕から市街地コースなので各チーム様子見が常套手段です。こーゆーシチュエーションで俄然強いのはミハエルでした。

今年はミハエルが抜けアゴンソ、キミライが揃って移籍、大形新人ハミルトンとコバライネンの参戦、Eg開発の凍結、タイヤのワンメイク化などレギュ改訂が目白押しですが、陰に隠れてロス・ブラウンが抜けたり、マイク・ガスコインが戻ったり、エイドリアン・ニューイーのマシンが出てきたりとマシン開発も動きが盛んです。Egもセカンド・パーティでは大きく動きました。注目はトヨタEgを搭載したウイリアムズとルノーEgにスワップしたレッド・ブルでしょう。タイヤもブリヂストン・ワンメイクですが2種のコンパウンドを1レースで使うちゅうレギュが出来たため、ピットインでどっちを使うかが鍵となりそう。Egもイコールコンディションでタイヤもワンメイクと、マシン差がかつてないほど拮抗していますからパッシングは相当難しい。如何に周回遅れが絡まないクリアースティントでソフト・コンパウンドを投入出来るか、チーム戦略が凄く重要です。

さて、期待の日本勢ですが今年も精彩なし。トヨタ、ホンダともまたもや期待薄。ホンダは開発が進んでいないのを福井さんが認めてますし、トヨタに至っては記者会見をドライバーが欠席。理由は「セット・アップでアップアップですぅ~」だって。TF106使えば?って感じ。アグリーも昨日やっと新車発表と日本経済が上向きとは関係なく横這いから更に下がる勢い。とりあえず様子見の序盤はイイとこなさそうです。

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で、開幕戦の予想をあえてしてみます。優勝可能なチームは、フェラーリ・マクラーレン・ルノーにウイリアムズの4チームと見ています。参考は事前テストですが、好調だったのはフェラーリのマッサとマクラーレンのアゴンソです。荒れる予想のレースですが、Egは昨年型のキャリーオーバーちゅうことで開幕に有り勝ちなEg廻りによるトラブルは予想し辛い。ハイドロリック系かギアボックス廻りのトラブルが多いでしょうね。するってぇと、その辺りで信頼性がイマイチなマクラーレンは除外。

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チーム戦略に最も強いのはジャン・トッドが下がったフェラーリではなく、魑魅魍魎代表のフラビオ・ブリアトーレ率いるルノーでしょう。ドライバーのタイヤ・コントロールとチームのピットイン戦略、これらを高次元で実現したドライバー&チームが勝ちます。

つーことで、ワイの予想は・・・・


◎ルノー:ジャン・カルロ・フィジケラ  
 寸評:天才のベテランとチーム総合力で本命

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○フェラーリ:フェリッペ・マッサ
 寸評:ミハエルが抜けやっとエース格。キミライが跳ね馬慣れる前に絶対勝ちたい筈

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×ルノー:ヘイッキ・コバライネン
 寸評:ミハエルに勝って2005年世界選手権優勝の実力者。不安は経験だけ。

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△ウイリアムズ:アレキサンダー・ブルツ
 寸評:大ベテランゆえ荒れれば勝ち目アリ。
△レッドブル:デビッド・クルサード
 寸評:超大ベテランだけに振り返ればデビクル・・・かも?ニューイーの新型は果たして?!


優勝候補はフィジーかマッサ、2人のどっちかですわ。
個人的には新人コバライネンの開幕&ルーキー初戦&初優勝に期待!!

さて、週末が楽しみです・・・。