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<b>ボルボについて</b>

日本の輸入車市場はここ数年、上位からフォルクス・ワーゲン、ダイムラー・クライスラー(メルセデス)、BMWときてボルボという構図がずっと続いています。皆さんは「ボルボ」というブランドをどう見ていますでしょうか?仕事で絡み出してから既に6年以上経ちますが、クライアントでありいちオーナーとしての個人的な感想含めてこのブランドを語ってみたいと思います。

ボルボを語るうえでスウェーデンは外せないでしょう。北欧はスカンジナビア半島の内側、バルティック海に面した人口900万人ほどの北方ゲルマン民族の国です。国民の8割以上がプロテスタントで福祉政策が充実していることで有名です。逆に言えば、税金も非常に高いです。(付加価値税は25%!)数人のスウェーデン人を知っていますが、印象としては「清潔、実直」。非常に真面目でイタリア人みたくサボっているイメージは余りありません。IT関連でも非常に先進的な国です。環境保護にも積極的で、国民投票で原子力発電全廃が決まっており、2010年までに実施される予定です。(でした、が正解ですが)ボルボは日本の三井や住友のような企業体であって、トラックやバス、建設機械やボートなど船舶機械、ジェットエンジンなんかも作っています。乗用車はボルボ社からスタートしたのではなく、ボルボ社創立の10年も前、これに出資していたスウェーデンのSKF(スヴェンスカ・クラゲル・ファブリケン)というベアリング・メーカーの1事業として1927年にスタートしました。その後にボルボ社が創立、そちらに事業が移り現在に至ります。SKFの事業として開始された時点から「ボルボ」という名称が付いていたようです。つまりその後に企業体としてはボルボ社(AB VOLVO)の方が大きくなりましたが、ボルボという名称自体はこのボルボ車がオリジナルということになります。(ニッポン放送とフジテレビのよーな感じですかね)

最近は有名になりましたが、ボルボとはラテン語で「私は廻る」という意味です。自動車メーカーの名称としては適切と思ったかどうか不明ですが、創業者はこれをそのまま社名として残し、事業を拡大したよーです。ところで、現在も使用されているボルボ車のマーク、由来をご存知でしょうか?これはベアリングを扱うSKFが前身だったことと関連するかもしれませんが、スウェーデンで有名なスウェーデン鋼から取ったようです。中世欧州では金属をこのように表現していました。金=太陽、銀=月、銅=金星、鉄=火星。このうち、鉄を表現する火星の記号が「♂」だったことが由来とされています。つまりボルボのマークは火星(=鉄)、という意味だったんですねぇ。ま、アルファなんかと比較するとカッコ良くはありませんが、ちゃんと由来はあるのでした。


このようにボルボの知りうる限りの知識を動因して、UPして行こうと思います。

<b>Alfaromeo Spider</b>

アルファロメオ スパイダー。なんて怪しい響きなんでしょう。コンバーチブルとかオープンとか言わずに「スパイダー」なんて伊達ですなぁ。最初の話題は115系の旧いスパイダーではありません。新型Spiderです。97年当初、145買ってから最初に意識したアルファロメオはスパイダーでしたね。これも友人が乗っていたのですが、第一印象は「インテグラっぽ」でした。のべーっとしててケツ下がりだし、なんじゃこりゃっって感じ。思えば既にアルファの思惑に嵌ってたんですねぇこの時。155と同じくサーキットを走る仲間のスパイダー見てて、こいつのデザインに入り込んでいくのです。164などにも見られるキャラクターラインのエッジはこのスパイダー/GTVで極まれり。プレスラインちゅうより切り込んだよーな深いエッジがリアトランクまで繋がり、なだらかに落ちて行きます。してテールエンドは伝統のスパっと切り落としたコーダトロンカみたいな感じ。ある意味GTVのテールはここまでのラインが綺麗じゃないんですよね。スパイダーと較べると繊細さに欠ける。やっぱリア廻りが凄く綺麗です。特に写真にある友人のスパイダーが超クールだったんですよ。ちょっと落とした車高+テクマグの17インチがハマっててね。オーナーには飽きたら売ってくれ、と予約しといたのですが、帰らぬクルマとなってしまいました。あのまま我が家に来てたら今でも乗ってるだろーなーな1台。実は現在の愛車である115スパイダー購入直前まで96年式を買おうとしておりました。

Alfaromeo155

155はDTMで有名になったクルマですが、FR最後の75以降で純潔アルファぢゃないクルマ!とか揶揄されたモデルです。フツーの3ボックス・セダンですが164から始まったモダン・アルファの象徴的なデザインが特徴です。145を買ってアルファ関連のオフラインミーティングなどに出掛けるのですが、殆どこの155の集まりでした。まー最初は印象無かったのですが、サーキットを走る仲間の155見ているうちに凄く好きになりましたね。今思えばCピラーからリアハッチへ続きトランクリッドを1段高くするデザイン手法は、最近トヨタが良くやってますが155がオリジナルでしょう。特に天気の良い日に高速などで後ろから見ていると、キャビンのガラスエリアが真っ青なんですな。UVガラスが青いせいなんですが、赤いボディ・カラーとあいまって凄く綺麗なんですよねぇ。(残念ながら145はブルーガラスぢゃありませんでした。)個人的な趣味で言うと、ワイドボディの16Vよりナローボディの8Vのほーが好き。Egは8VよりV6よりTS16Vが世界一ですけどね。今でも都内などで見掛けると振り返ってしまうクルマです。

<b>145のデザイン</b>

ワイが最初に入り込んだのはAlfaromeoではなく145というクルマでした。1997年のこと、Tipoという雑誌の巻末に「145が欲しい!」という特集記事が組まれてまして、その中にあった1枚の写真。こいつを見たとき「ビビッ」ときたんですねぇ。まーありえねぇデザインでしたからね。エッジの効いたウエストライン。極端に短いリアオーバーハング。切れ込んだリアウインドーやサイドウインドー。えぐれた助手席コンソール。アクの強いフロントマスク。・・・。まー見たことないデザインで一発でした。後で知るのですが、アルファは歴代、もともとアクの強いデザインを特徴としてます。ジュリアスーパーやフェッタ、SZなんかもそーです。脈々と受け継いできた伝統的なデザインだったんですねぇ。しかもこいつをデザインしたのは後にレトロデザインの傑作156、147を世に出したワルター・デ・シルヴァ(もーセアトに移籍)。ま、この時ぁんなコト関係ありませんでした。他にSLKとか306とか考えていたのですが、まず145ありきで対抗を考えただけのことでした。当時は155なんかの方が有名だったよーでしたが、多分155のコトなんぞ知りもしなかったでしょーね。

<b>昔のクルマ</b>

忘れもしない以前乗っていたクルマ。思えばボクの人生、こいつを買ったことから
全て流れが変わった節目のクルマです。Alfaromeo145QV。1997年の3月に購入。比較検討していたのが、MBのSLKとPG306でした。ナゼにこいつを選んだかというと、当時イロイロあって暗かったので今、自分に必要なのは

「こいつの強~烈な明るさだ!」

と思い、プールしておいた資金を一気に投入し、現金で購入したのでした。

ここから、現在の自分に繋がる道が開けてゆきますがコトの顛末は追って記録しようと思います。

<b>Barたまブログ開設</b>



5年ほど前からBBSでは日記を書いていたのですが、非公開であるため

一般の方や新規に参加される方などある程度限定された中での運用となり、

そろそろ公開を前提に記録を残していこうか?と思っていました。

友人がアメーバブログに移行したこともあり、ワイも開設するに至りました。

公開前提ですので、個人情報法もあることですし慎重に、UPしていこう

と思います。



とりあえず特定出来ない程度に自己紹介など・・・ ←バレバレでしょ



H/N:10

Lot No.196711

Work:某広告関係
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